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コーヒーで胃が荒れてしまう理由とは

投稿日: 2023年04月21日

コーヒー

朝や仕事の合間にコーヒーを飲む人は多いでしょう。コーヒー好きの人は多いですが、一方で胃が荒れやすいとも言われます。では、なぜコーヒーを飲むと胃が荒れてしまうのでしょうか。その理由について解説します。
 

コーヒーの中で胃を荒らす成分

コーヒーが胃を荒らすのは、コーヒーに含まれているカフェインや「クロロゲン酸」という成分が関係しています。カフェインには眠気を除去したり、思考力を増進させる働きがあります。また、クロロゲン酸は抗酸化作用のあるポリフェノールの一種で、コーヒーの苦みの成分です。
カフェインやクロロゲン酸には、胃の粘膜を刺激して胃液の分泌を促進させる働きがあります。そのため、コーヒーの摂り過ぎで胃が荒れる原因となることがあります。とくに、胃炎など胃に炎症がある場合や、ポリープなどがある方は、症状の悪化につながることがあるので注意が必要です。
 

コーヒーだけじゃない!胃を荒らす食べ物・飲み物

コーヒー以外にも胃を荒らす食べ物や飲み物はあります。たとえば、脂っこい、熱い、冷たい、塩分が多い、辛い、甘い、硬い食品の摂り過ぎは胃に負担をかけ、荒れる原因になります。また、アルコールも刺激が強いため、胃が荒れてしまいます。これらの食べ物や飲み物の摂り過ぎには注意しましょう。さらに、胃への負担を軽減させるためにも、よく噛んで食べるようにしましょう。
 

コーヒーで胃を荒らさないようにするには

コーヒーで胃を荒らさないためには次のことに気をつけましょう。
 

空腹時にとらない

カフェインやクロロゲン酸は直接胃の粘膜を刺激することから、空腹時に摂ると、粘膜を刺激しやすくなります。コーヒーは空腹のときではなく、胃に何かしら食べ物を入れてから摂るようにしましょう。
 

牛乳と混ぜて飲む

牛乳には胃の粘膜を保護する働きがあります。そのため、ブラックコーヒーではなく、カフェオレにするとよいでしょう。空腹時に飲む場合でも、牛乳と混ぜてカフェオレにすると刺激を抑えることできます。
 

適量を守る

カフェインの適切な摂取量として、健康な成人の場合、コーヒーは1日4~5杯が許容量とされています。適量を守りながら上手に取り入れ、自分の体調に合わせて調節することが大切です。
 

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胃に負担がかからないように注意しよう

胃には、食べ物を一時的に蓄え、消化や吸収をするという重要な働きがあります。胃液のひとつである胃酸は、強力な酸で食べ物を消化したり、食べ物と一緒に入ってきた不要物を殺菌する働きがあります。通常、胃は粘液で胃の壁が守られているので、胃そのものが消化されることはありません。しかし、胃に負担がかかると、胃の粘液と胃酸のバランスが崩れ、胃酸が食べ物だけでなく、胃そのものも溶かして荒らしてしまい、胸焼けや胃の痛み、吐き気、嘔吐、お腹が張る、食欲不振などの症状を引き起こしますから、気をつけてくださいね。
 
<執筆者プロフィール>
吉村 佑奈(よしむら ゆうな)
保健師・看護師。株式会社Mocosuku社員。某病院での看護業務を経て、現在は産業保健(働く人の健康管理)を担当

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