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目覚めの1本!朝タバコの影響とは?

投稿日: 2023年09月14日

朝タバコ

愛煙家には「朝起きて吸う1本が1番おいしく感じる」という人は少なくありません。では、この「目覚めの1本」、健康にどう影響するのでしょうか?具体的に紹介していきます。
 

朝タバコの影響1:血圧が急上昇!

喫煙は血圧を急上昇させます。これはタバコに含まれる「ニコチン」と深い関係があります。ニコチンは交感神経を刺激するほか、血管を収縮させることが分かっています。私たちの血圧は深夜から早朝にかけて最も低くなり、起床に向けて徐々に上がり、昼間に最も高くなります。しかし、なかには早朝の血圧が昼間よりも高く、135/85mmHgを超える人がいます。これを「早朝高血圧」と言います。「脳卒中」や「心筋梗塞」などは朝方から午前中に多く発生することが分かっており、早朝高血圧と密接な関係があります。さらに、この早朝高血圧の人が目覚めの一服をしたらどうなるでしょうか?タバコ1本で血圧は10~20mmHg上がります。もともと高い血圧がさらに急上昇し、危険なことになりますよね。また、一日は気分良くスタートさせたいものです。脳卒中に至らなくても、脳の血管が収縮することで、めまいなどの不快症状につながることもあり、控えたいものです。
 

朝タバコの影響2:欠食・偏食につながる

タバコに含まれるニコチンは、食欲抑制作用のある神経伝達物質の分泌に関わっています。そのような影響もあって、タバコを吸うと食欲が低下し、欠食や偏食に繋がりやすくなります。1日3食、規則正しく食事をすることは、健康的な生活のキホンと言えますが、タバコはそのような生活を乱す原因になります。
 

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朝タバコの影響3:食生活が乱れ、血糖値が高くなりやすくなる

一般に私たちの生活で最も絶食時間が長いのは、夕食から朝食までの間です。絶食時間が長い程、次の食事で分泌されるインスリン量が多くなり、血糖値が急上昇することが分かっていますが、目覚めの1本で満足して朝食を欠食すると絶食時間が長くなり、さらに血糖値は上がりやすくなります。また、喫煙は血糖値を下げにくくもします。これは、喫煙がインスリンの効きを良くする「アディポネクチン」というホルモンを減少させてしまうためです。そのため、血糖値が高い状態が続き「糖尿病(2型)」が発症しやすくなります。
 
もともと目覚めの一服が欠かせない人は、タバコへの依存度が高いと言われています。「禁煙したい」「分かっちゃいるけど止められない」人になってしまうリスクをしょっているということです。そうなったら、禁煙外来など治療が必要になります。
 
<執筆者プロフィール>
吉村 佑奈(よしむら ゆうな)
保健師・看護師。株式会社Mocosuku社員。某病院での看護業務を経て、現在は産業保健(働く人の健康管理)を担当

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